食品衛生管理者の資格と仕事
食品衛生管理者が管理する食品「放射線照射食品
「放射線照射食品」とは、聞いた事が無い言葉だと思います。食品衛生管理者が取り扱わなければならない食品の1つになります。
その昔、チェルノブイリ原発事故が世間を騒がせたことが有りました。その際、放射性物質が周辺にばらまかれ、結果的に放射能まみれになった食品が出回る事に繋がりました。現在でもその食品が流通している可能性があると言う事で、現在でも食品を輸入する際には検査を行っています。「放射線照射食品」は自然に放射線に照射された食品の事を指している訳ではなく、原子力施設内で敢えて放射線を食品にあてて流通させている食品の事を指しています。
放射線を照射している食品と聞くと、怖くて食べられない様な感じがしますが、きちんとした論理の元、照射されているのです。放射線や電子線を食品に照射する事で、食品の殺菌、殺虫等ができ、更に芽が出ない様にするので、保存性を高める事が出来ます。つまり、平和利用を目的として研究されているのが放射線照射食品になるのです。
また、放射線を食品にあてているだけなので、放射能を浴びる事は無いです。したがって、放射能汚染と言う事にはならないのです。
放射線照射食品の中には、ジャガイモや玉ねぎ等があります。保存しておいていざ食べようとした時、芽が生えてしまっていた為、食べられなくなったと言う経験をした人は大勢いるでしょう。放射線をあてると、芽が出る事が無くなりますので保存性も高まる事になります。
